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カテゴリ:日々のこと( 124 )

恩師とのお別れ

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先週の火曜日の夜、恩師が亡くなりました。

私の中学1年生と2年生の担任で社会の先生でした。
それから40年以上、
ずっと祈り、勇気づけ、全てを肯定してくれた唯一の人でした。

長年、ボリビアに派遣されて、
子ども達を働かせて飲んだくれる貧困層の母親達とともに
、編み物をしたり小物を作って、
バザーで売って収益にする作業を手伝い、
子ども達の教育の大切さを話し。

高齢になられて、
出身地の東京の
シスター達の養老院のような施設に入られてからも、

幼稚園児のお母様たちへ、
歴史や文化や宗教の講義をして人気を集め。

沖縄の戦地を巡るツアーに参加して、
ひめゆりの塔で
「生きてたら私と同じくらいね」
と呟いてガイドを驚かせたり…。

私が東京にたびたび行く目的は、
彼女に会うためで、

「今、東京に着いたんだけど、シスターいる?」
「あなた、もうちょっと前もって言いなさいよ❗」
って言う電話をかけるのがいつものことで。

伺うといつもの笑顔で、大喜びで迎えてくださって。


上野の美術館で見てきた
上村松園の『六条の御息所』の絵の話しも、
「昔見たわよー。怖いわよねー。」
恩師とのお別れ_b0169513_22293118.jpg
(着物のクモの巣の柄が、女の情念を表している。)
「この柄がすごいのよね‼️」


大好きな林光や、谷川俊太郎の話しも、
「同じ世代だからよくわかるわー。」って。

前置きやら、
説明無しで話せる貴重な人でした。

友人を連れていくと、
「この子、いい子でしょう?仲良くしてやってね。」
「ピアノが昔からうまいのよー。」
(←50過ぎたおばさんに、誰が言ってくれる😁)

だいたいの口癖は、
「もう少し女らしい服装しなさいよ。」
「風邪ひいてんだったら、スカートはかずにズボンで来なさい。」
とか、そんな感じ。

20年前の母のお葬式にも参列してくださいました。

亡くなる2時間ほど前も、
周りを気遣い、
「大丈夫だから帰っていいわよ。」
と言われたそうです。

「お世話になったみんなに『ありがとう』って伝えてね。」
「神様に臨終を与えてください。って祈ってるのよ」
とも。

最後まで、粋な江戸っ子だったんだなー。

感謝は、
これから私が仕事で返していかなければ❗
私の人生の大きな出会いだったと思います。


一番上の写真は、昨年の2月に伺ったときのツーショット。
この日が最後でした。


約5年前、
シスターの施設でしたライブでは、
亡くなる直前の
モーツァルトのお母さんの手紙を読んでくださいました。

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若いモーツァルトを熱演する愛弟子Mちゃん。

右の絵は、
モーツァルトが恋したアロイジア。
シスター達の手作りのお花で飾られていました。

天国からエールを送ってねー。



✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥  月のR・ピアノのスケジュールは、こちらです。



by e-kp | 2020-01-21 22:37 | 日々のこと

去年の春からしてたこと②/2


去年の春からしてた事。それは、ピアノ教室の仕事を続けながら、食べ物の仕事をすることです。

今、以前から大好きな中華料理店で、週3回スタッフを続けています。

それで…。
そのお店、開店間近のベルの音楽が、上のエリック・サティの「ジュトゥヴ」なんです。モンマルトル大好きの私には、ちょっとビックリ嬉しい事でした。

お店の方達は、きっと誰もこの曲、知らないんだろうなぁ。タイムカードの機械に入ってるこの曲、一体誰が選曲したんだろう。って私の密やかな朝の愉しみです。

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昨年の今頃、我がマーケットも、オープンしました。
一年経った今、ほんの少しですが、私なりの食べ物仕事の発信場所になってきました。

食べ物を作る事は、昔から大好きでしたが、ほんとに仕事にできるなんて、不思議で。色々な偶然に感謝ばかりです。

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昨年末、調理師免許も取りました。(ちょっと自慢!(*´ω`))

おばあちゃんになっても続けたい事のひとつ。心を込めて料理を作ってみんなを幸せにしたい。
勉強しながら少しづつ、進みます。また、食べて下さいね。


これからのマーケットは、こちらです。

by e-kp | 2017-07-02 02:08 | 日々のこと

ごぶさたしてました。_(._.)_

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娘が、春に大学生になって母の仕事が一段落しました。

長年、音楽を中心にここまできたのですが、
力が抜けた途端に不安がいっぱいになってしまいました。

「ずっとこんな風に、続けていくのかなぁ。」

ありきたりの悩みでしたが、
どんなに生活に困っても、音楽する事を疑問に思ったことは無く、
大股で闊歩して今まで生きてきたので、正直驚きました。(自分がΣ(・ω・ノ)ノ!)

私の人生は折り返しを大きく過ぎてるんだ。

それで…、
春から、大好きな料理店のスタッフをもう一つの仕事にしています。
今の生活を続けるためで、他の事は深く考えないことにしてます。

食べ物は、楽しいです。人間を一番幸せにするものかもしれない。
このあたりは、また。

そして、明日から、
ピアノ教室以外の、音楽の仕事も、再開できそうです。

ゲオルク・ヘンデルの、この明るさ!
顔を上げて、進もう!チェンバロ、カッコ良く弾きたいなー。
Handel - Violin Sonata in F Major HWV370



by e-kp | 2016-08-19 17:14 | 日々のこと

直前の心の置き場②

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今年の教室の課外授業、第1弾いよいよカウントダウン。

今回も、自分の使われどころをキチンと果たせているだろうか。

新しいアイディアは、たくさんの出会いを連れてくる。でも、それに伴うように不思議にたくさんのお別れをする事になる気がする。

この春もたくさんの「さようなら」が始まった。

永遠の別れもあれば、またいつかどこかで会うかもしれないもの、いろいろだ。

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長田弘氏の、この本。ピアノを横目に、久しぶりのスピネット練習の合間に…。

昔読んだ、彼の39の手紙を読みながら、本番までには、ふにゃふにゃの心をまっすぐにしようと思う。

~はじまりというのは、何かをはじめること。そう考えるのが本当は順序なのかもしれません。しかし、実際はちがうと思うのです。はじまりというのは、何かをはじめるというよりも、つねに何かをやめるということが、いつも何かのはじまりだと思えるからです。 手紙1・冒頭部分 ~ 
by e-kp | 2016-03-17 13:25 | 日々のこと

ピアノランチの事⑤

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今月は、モーツァルトのお誕生月なので、モーツァルトの曲ばかり弾いています。ヽ(*´∀`)ノえへへ。

せっかく聴いていただくので…。

モーツァルトの曲の中から、

楽しい雰囲気の調べ(音楽用語では、長調、英語ではメジャーといいます。)の曲から、
の音を中心にした調べ…長調を3曲選んで、聴き比べています。((イタリア語)と、(日本語)は同じ音のことです。)

長調は…、色で言えば真っ白のような雰囲気がする曲です。
清純、無垢、朝起きたら家の外一面が雪になっていたような…そんなスッキリとする調べです。

モーツァルトが、作曲した長調から…、5歳。19歳。33歳の作品を弾いています。

5歳の曲は、彼が遊び弾きしていたのを、父が逃さず聴きとり、メモ書きして残ったと言われているもので、現在わかっている限り、現存するモーツァルトの一番はじめの曲です。



20日水曜日から、
1月の残り2回は、この長調と、ふんわりと優しさが漂う、長調(私は色で言えば桜色だと思う)の曲を並べて弾いてみるつもりです。

~あーヽ(*´∀`)ノモーツァルトさえ弾いていれば幸せです~!!~ちっともうまくは弾けないのですがね…。゚(゚´Д`゚)゚

では、お寒い中ですが、のんびりしにいらしてくださいね。お待ちしています~。

      《ピアノランチ》1月のテーマ「オール モーツァルト プログラム」

毎水曜日 12:00頃~14:00頃 少しづつたびたび。ライヴチャージ無し 
         @蕎麦処・夛左ヱ門(たざえもん)
   ▲ 兵庫県篠山市西岡屋甲209-3http://www.tazaemon.net/
《ピアノランチ》は、毎水曜日の恒例ミニライヴ。お店設置のグランドピアノを弾いています。お蕎麦など、ランチを食べながらお聴きくださいませ。。



by e-kp | 2016-01-17 22:19 | 日々のこと

中学生のピアノ

中学生のピアノ_b0169513_2395688.jpg


父が私の中学生の時に買ってくれたピアノ。

私が実家を出ても、かれこれ30年以上!ずっとそこに居て、ピアノ教室の相棒としてよく働いてくれた。

5年前の暮れ、私に呼ばれて篠山にやって来た。

篠山での仕事の相棒にするつもりだったが、色んなことがあって、あまり弾けなくなっていた。

ピアノは大きい楽器なので、弾かれなければとっても邪魔なものになってしまう。
楽器に心はないけれども、私のわがままで連れてきたのに、あまり弾いてあげられず放置している事がずっと心痛く、気がかりだった。

父が残したピアノは2台。
2台は、私にはとてもメンテナンスできないので、このピアノ、いい嫁入り先はないものかと探していた。

先日、晴れてヽ(*´∀`)ノ
「なんで、彼女を思いつかなかったんだろう!」と思う、旧友のYのお家に、もらわれていった。
ピアノが大好きな彼女だから、きっと大事にしてもらえる。

楽器との、出会いと別れ。少しの淋しさはあったものの、ほんとにホッと嬉しかった。

私の中では、ずっと「中学生のピアノ」。
大学受験をするために、父が買ってくれた初めてのグランドピアノで、家に来た日は忘れられない。

私やYが死んでしまった後でも、楽器は残る。
私が知らない人達に弾かれるようになっても、形ある限りずっと可愛がられて弾かれますように。

「いってらっしゃ~い( ´・ω・`)ノ~バイバイ」
by e-kp | 2016-01-16 00:36 | 日々のこと

ピアノランチの事④

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今年の初仕事は…。「ピアノランチ」です。ヽ(*´∀`)ノむふふ!

年末の仕事納めも…「ピアノランチ」でした。(写真…おニューのシルクのトップスを着て喜んでます。)

昨年の7月からはじめた、このミニミニライブ。

私にとって、
なかなかほかの場所では弾かない、愛する可愛い小さなピアノ曲の発表の場になっています。

お客さまは、
お一人の事もあれば…。ほぼ満席の事も…。でも、ライブの事をご存知なくお食事に来られた方がほとんどです。


なので、私は…その日のお客様の様子をみながら…
ピアノランチの事④_b0169513_23523772.jpg

お邪魔でないな、と思ったら…少しだけ、曲にまつわるお話をしています。
お邪魔そうなら…。音量もしずかに…( ´艸`)BGMとなっております。←むつかしいのよん。

さて、今月はどんな方達とお出会うのかなぁ…?

1月は、大好きなモーツァルトの誕生月です。なんと!最終水曜日27日は、彼の260回目のお誕生日です。
なので、今月はモーツァルトだけを弾こうと思います。色んな意味で(´;ω;`)大チャレンジ!!です。



      《ピアノランチ》1月のテーマ「オール モーツァルト プログラム」

毎水曜日 12:00頃~14:00頃 少しづつたびたび。ライヴチャージ無し 
         @蕎麦処・夛左ヱ門(たざえもん)
   ▲ 兵庫県篠山市西岡屋甲209-3http://www.tazaemon.net/
《ピアノランチ》は、毎水曜日の恒例ミニライヴ。お店設置のグランドピアノを弾いています。お蕎麦など、ランチを食べながらお聴きくださいませ。。

by e-kp | 2016-01-05 08:13 | 日々のこと

ピアノランチの事③

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今日もスキっ!と良いお天気です。

明日は、篠山でピアノ教室をさせていただいているお蕎麦屋さん
「夛左ヱ門」にて、今年最後の《ピアノランチ》ライブです。

お昼12時~2時頃まで、たびたび弾いています。
どうぞお越し下さいね。

毎週水曜日のランチの時間に、ここでピアノを弾かせていただいて、約半年…。

たまたまお蕎麦を食べに来られた方達とのお出会いに、偶然の面白さを感じた日々でありました。

「花」「水」「月」「切なさ」「パーティ」と、テーマを決めて今まで色々弾いてきた中から、

明日は、私の好きな曲を選んで弾いてみます。

ピアノランチの事③_b0169513_15342652.jpg

写真左は、バッハが若い新妻アンナマグダレーナに書いた「アリア」。
後にゴールドベルグ変奏曲のテーマとして有名になりましたが、元々はとてもプライベートな曲でした。

写真右は、タンゴのバンドマンだった両親が、いつも演奏のラスト曲にしていた「奥様お手をどうぞ」。

どちらも愛にあふれた、大好きな曲です。

暮れ押し迫っていますが、美味しい物がいっぱいの篠山へ!買い出しも兼ねてぜひおでかけくださいね。
おまちしていまーす。

      《ピアノランチ》12月30日のテーマ「私の大好きな曲」

12月30日水曜日 12:00~14:00 少しづつたびたび。ライヴチャージ無し 
         @蕎麦処・夛左ヱ門(たざえもん)
   ▲ 兵庫県篠山市西岡屋甲209-3http://www.tazaemon.net/
《ピアノランチ》は、毎水曜日の恒例ミニライヴ。お店設置のグランドピアノを弾いています。お蕎麦食べながらお聴きくださいませ。。

by e-kp | 2015-12-29 15:39 | 日々のこと

pianoを弾く為の月1回のゼミ

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今日は、音楽教育家の北村智恵先生のご自宅のムジカ工房の月1回のゼミだった。

ピアノを指導したり、弾いたりする事から、音楽を携えて生きる覚悟までを問われる授業に、師匠とのお出会いから10年以上たった今も、自分の甘ったれた生き方を思い知る。

毎回、生徒の私たちには課題曲があって、その曲や作曲家などについて勉強するのだけれど、
今日は、ラフマニノフ(1873-1943)の「6つの小曲」という連弾曲だった。

私が弾いたのは、「ロシアの歌」。原題は、「船曳き歌」。

労働歌を思わせるメロディーが何度も何度も繰り返されて、やがて、ロシア正教のたくさんの鐘の音と共に鳴り響く、民衆の叫びになる。

「有名な「ヴォルガの舟歌」と、この曲のメロディーはよく似ています。」


「エーィ ウーフニィム エーィ ウーフニィム
Эй ухнем, эй ухнем
そーれ、掛け声を出そう、そーれ、掛け声を出そう
もういっぺん、もういっぺんだぞ
そーれ、掛け声を出そう、そーれ、掛け声を出そう
もういっぺん、もういっぺんだぞ 」

帝政ロシア時代のヴォルガ河の舟曳きたちによって歌われた歌で、
当時、すでに蒸気船があったにもかかわらず、農奴たちは、ただのように安い賃金で
ヴォルガ河の流れに逆らって、巨大な船を曳いたという。
彼らはボロきれみたいな衣服をまとい、重労働に耐えていた。

ラフマニノフは、「ロシアの歌」をアメリカに亡命した後に作曲。
弾きながら、故郷を思う、彼を思った。

なんだか帰りも心が重たくって…。

民衆の生活に根ざした、大好きなお味噌を2つ買いました。ヽ(*´∀`)ノあはは!これ、美味しいんですよ!ほんとに。
by e-kp | 2015-11-30 18:00 | 日々のこと

直前の心の置き場①

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生徒たちの発表会が、間近にせまってきた。

今回は、約7年ぶりに、色々試行錯誤しながら、大きな会を教室のみんなと、大事な友人たちで作ってきた。

新しいピアノ教室の形を模索している。

音楽は、自由だ。そして、真剣に取り組めば、必ずや生きていく杖になる。

仕事を掘り下げていくときに、いつも頭をかすめるのは、

「自分の使われどころ」

落ち着いて、領分をわきまえて、進め、進め!
by e-kp | 2015-11-20 23:38 | 日々のこと

労働して待つことを学べ


by ぴあのれいこ
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